今回は室内扉へ鍵を取り付けられたいとのご連絡を頂きお伺いさせて頂きました。室内の扉に鍵を新たに取り付けられたいとご希望されるお客さまは結構いるのですが、その理由は様々です。今回のお客さまが鍵を取り付けられたい理由は子供さまの友達が遊びに来たときに所構わずいろいろなお部屋に入り遊んでしまうとのことで、入られると困ってしまう扉に鍵を取り付けたいとのご希望でした。
新しく鍵を取り付けるにあたって
今回の作業させて頂く扉はこのような扉になります。
扉自体は一般住宅によく用いられる木製のフラッシュドアです。レバーハンドルタイプの鍵がないドアノブがついています。メーカーは長沢製作所の商品です。今回はこの扉に鍵を取り付けられたいとのことですが、この場合大きく分けて2通りのやり方があります。1つは今のレバーを鍵付きのレバーに交換するというやり方。そしてもう1つは今のレバーはそのままに鍵だけを新規に取りつけるやり方です。前者のメリット・デメリットとしては
メリット
- 今のレバーから新しいレバーへ交換するやり方ですので扉への新たな穴あけが少なく済む。
デメリット
- 現状のレバーから交換可能な鍵付きのレバー商品の中でデザインや色などが近い商品があるかわからない。
後者のメリット・デメリットは
メリット
- 新たに扉に穴を開け取り付けるので現状のレバーや扉の形状はあまり関係なく取り付けることができる。
デメリット
- 扉に新たに穴を開けなくてはいけない。取り付けた鍵を外したい場合、扉の穴が見えてしまう。
という特徴があります。お住まいが賃貸の場合などは新たな穴あけが難しい場合もあると思います。今回はお客さまとお話させて頂いた結果、後者の今のレバーはそのままに鍵だけを新規に取りつけるというやり方で鍵を取り付けさせて頂くことになりましたので早速作業を始めていきます。
鍵の取付け作業
まずは新しい鍵の錠ケースを埋め込む為、扉に穴あけ加工をします。扉にはこのような穴が開きました。
室内扉の側面に1ヶ所。そして正面、裏面にそれぞれ1ヶ所ずつの計3ヶ所の穴あけをしました。あとは鍵を取り付けていきます。
取り付け後はこのような形になりました。室内側にはツマミがついています。そして室外側にはシリンダーがつき、鍵で外から施錠することが可能です。今回の商品はゴール社のS-AD5という補助錠です。こちらは玄関にも使えるタイプでシンプルな構造+壊れにくいので当社ではよく使う補助錠です。色は扉がブラウン色でしたので近似色にしました。
まとめ
当社ではこういった室内扉への鍵の取り付けやドアノブ、レバーの修理や交換なども対応しておりますので鍵の取り付けをお考えでしたら当社までお問い合わせ下さい。
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