今回は東京都武蔵野市吉祥寺南町で鍵交換のご依頼をお電話で頂きお伺いさせて頂きました。どうやらご自宅の鍵をご住所のわかるものと一緒に紛失されてしまったようです。
お電話の時点で『リモコン操作でカギを開閉できるのですが鍵を交換することは可能ですか?』とのお問い合わせでしたので、とりあえず見に行きますとお伝えし急いでお客さま宅へ向かいます。玄関の鍵を見させて頂くとこのような鍵を使われていました。
TOSTEM QDD-835、QDC-19 MIWA
ドアメーカーはTOSTEM/トステムで鍵穴上部にもTOSTEMと刻印されています。そしてドアを開いた側面の上部には『TOSTEM QDD-835 MIWA』、側面下部には『TOSTEM QDC-19 MIWA』とあります。ちょうど下の写真がその部分です。
基本、ドア側面には錠前の型式が刻印されていることが多く今回の錠前の型式はこの記号で判別できますが、TOSTEMの場合は同じ錠前の型式でも使われているカギ(シリンダー)は異なる場合がありますので正確なお見積もりには現地調査が必要なことがあります。
トステムのドア、ミワの錠前、ユーシンショウワのシリンダー
そして、今回特にややこしいのは使われているカギのメーカーは『ユーシン・ショウワ』製のWXキーという種類になりますので、玄関ドアのカギに関する部分で3つのメーカーが関わっている点です。今回は今使われているユーシン・ショウワ製のカギ違いシリンダーへ取り替えていきます。早速シリンダーを取り外すとこのようになっています。
シリンダーの交換作業
今回のこの鍵は、キーに付属しているチップを携帯していればカギを差し込まなくてもボタン操作で開閉できるようになっています。もちろんカギ操作でも開閉できますが、お買い物帰りなどはドアを容易に開けられますので非常に便利な機能です。
構造としては、モーターで錠の開閉操作をしているだけですので電気系統はそのままにシリンダーだけを付け替えていきます。細い線の束がたくさんありますので傷つけないように作業を進めていきます。
ハンドルの上下に2ヶ所鍵穴がありますのでそれぞれを交換していきます。同じカギの種類でカギ違いシリンダーへの交換ですので外見はそのままで、古いカギでは開閉できないようになりました。今回の種類は比較的特殊な部類の鍵になりますが、当社では即日での鍵交換対応が可能ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。
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