今回は東京都東村山市久米川町にて、玄関の鍵交換作業を行いました。先日、カギはあるのに急に玄関のドアが開かなくなってしまったとのご連絡です。
その時は緊急で別の鍵屋さんに開けてもらったそうですが開けた後の修理・交換費用が高かったらしくお悩みの末、当社までご連絡頂きましたのでお伺いさせて頂きました。
お伺いさせて頂くと、今お使いの鍵はこのような種類がついています。
GOAL製プッシュプル錠、GK・GD
こちらはGOAL(ゴール)という国内の鍵メーカーの商品です。外側の鍵穴上部に『GOAL』と刻印されているのが見えます。種類としては真ん中部分にハンドルがあり、その上下に鍵穴(シリンダー)が取り付けてあります。シリンダーの種類は型番で表すと『AD』という品番になります。
そしてこちらの写真はドア側面から見た図になります。左が上の部分で『GOAL GK』、右が下の部分で『GOAL GD』とあります。この刻印が鍵・錠前の種類を表していますので、この情報がおわかりになるとお電話でのお話がスムーズになります。
今回、動作を確認すると下側(GOAL GD)のステンレス部分(錠前本体)の不具合によって鍵が開かないトラブルが起きていることがわかりました。お客さまとお話させて頂いた結果、そっくり新しい商品へ交換されたいとのご希望でしたので上下の錠前本体(GK・GD)を交換していきます。
錠前本体の交換作業
まずは錠前本体を取り外します。そして右の写真は古い錠前と新しい錠前を並べた図です。錠前とは施錠・開錠の際に動作する鍵の心臓部分です。あまり壊れる部分ではありませんが、この部分が壊れてしまうと鍵をかけられなくなる・鍵が開かなくなるといったトラブルが起きますので注意が必要です。
錠前の大雑把な寿命としては20年程度が目安になります。このぐらいの周期で交換もしくはメンテナンスを行えば大きなトラブルを防ぐことができる可能性が高くなりますので、ご自宅の鍵の調子が気になるお客さまはお気軽にお問い合わせ下さい。
そして今回、上下の錠前本体と併せて鍵穴(シリンダー)の防犯性能も気になられていたようでしたのでシリンダーも一緒に交換していきます。新しいシリンダーを取り付けた後の状態はこのようになりました。
GOAL製防犯シリンダー、V18
今までは片側がギザギザしたキーをお使いでしたが、今回はキーに小さい穴が開いている防犯用のカギ、『ディンプルキー』へ鍵交換させて頂きました。商品は同じGOAL製のV18という種類の鍵になります。しっかりした防犯性能と使い勝手のよいリバーシブルキーになっておりますので、今お使いの鍵が普通のカギでしたらこういった防犯用のカギへのお取替えをお勧め致します。
以上で今回の作業は完了です。今回交換させて頂いたカギの種類は戸建て住宅で比較的普及している種類になります。こちらの種類のカギをお使いで、お困りなことが御座いましたらお気軽に当社までお問い合わせ下さい。
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