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シリンダーの種類・名称

ピンシリンダー《鍵の用語集》

ピンシリンダーとは

ピンシリンダーとは数あるシリンダーの種類の中の1つです。今現在普及しているシリンダーの構造はこちらのピンシリンダーとディスクシリンダーでほぼ2分されています。

ピンシリンダーの構造

SHOWA-Pin-kouzou

こちらはショウワ製の一般的なピンシリンダーの内部断面図になります。ピンシリンダーという名前の通り内部には縦方向にピン(ドライバーピンタンブラーピン)が入っており、キーを差し込むことによってこのピンが上に押し上げられます。

シリンダーには内筒外筒という名称の部分があり、大まかに言えば大きな筒の中に小さい筒が納まっておりキーを差し込むことによって小さい筒の部分(内筒)が回転します。

内筒を回転させる為には、内筒と外筒との境界線に隙間(シーアライン)が必要になります。通常では境界線上をピンが遮っている為に内筒が回転することはありませんが、正しい鍵を差し込むことによってそれぞれのピンが押し上げられシーアラインが一直線に揃う為、内筒が回転し施錠、開錠が可能となります。

ピッキングに対する弱点

不正解錠の手口として最も有名なピッキングとは、鍵穴にピッキングツールという特殊な工具を差し込み内部のピンもしくはディスクを操作し、強制的に揃えて解錠してしまうやり方です。ピンシリンダーの場合は内部のピンがそれぞれ正しい高さに揃った場合に内筒が回転し開錠する構造になっていますのでピッキングでの不正開錠が可能なシリンダーになります。

技術を持っている人物であればものの数分で開けることが可能な為、防犯面で非常に危険なシリンダーになりますが、近年のピンシリンダーであれば多少はピッキングがしにくい構造にはなっています。※ピッキング以外にも不正解錠手口は存在します。そちらをまとめたページはこちらです。

不正解錠、侵入の手口と対策

ピッキング対策

今お使いの鍵がピンシリンダー構造であれば、防犯の為に何らかの対策が必要です。もしご自宅の鍵がどういった種類なのか判別がつかないようであれば、今お使いの鍵を見てみてください。主にピンシリンダー構造の場合は鍵の片側だけがギザギザしている形状になっています。そして当社で推奨している対策としては

  1. 近年のシリンダー(ピッキング対策済みのシリンダー:ディンプルキーなど)に鍵交換する。
  2. もう一つ鍵を取付ける(補助錠の取り付け)

が最も効果的です。

 

ディスクシリンダー《鍵の用語集》

ディスクシリンダーとは

下記写真のシリンダー。鍵穴がくの字型になっており、キーを差し込む向きは縦向き。写真はシリンダータイプですが、ドアノブタイプでもこちらのキーが存在します。 「ディスクシリンダー《鍵の用語集》」の(さらに…)