今回は埼玉県さいたま市で玄関扉の建て付け修理作業をしてきました。扉が閉まらないので外に出られないとのお話でしたので急いで向かいます。早速状況を確認してみるとこのようになっています。
ドアの下部がドア枠に当たってしまって扉が閉まりません。これでは鍵がかけられませんので、外に出るにも出られないといった状態です。
お客さまにお話を伺うと、どうやら昨晩雨が降っていたようで傘を持ち中に入ろうとした所、傘をドアに挟んだままおもいっきりドアが閉まってしまってこのような状態になってしまったとのことです。
ドア(扉)が閉まらなくなってしまう原因
ドア(扉)の建て付けが悪くなるといったトラブルは、経年による建築物の歪みなどが原因のケースが多いですが今回のように何かを挟んだまま思いっきりドアを閉めてしまった場合などにも起きます。今回の場合は傘を挟んだままドアを閉めてしまったことによって、ドアを支えている蝶番が歪んだことによる建て付け不良になります。こういった場合には歪んでしまった蝶番を矯正する作業となります。
ドア蝶番の矯正作業
こちらの写真に映っている金具が蝶番になりますが、扉の下部が枠に当たってしまっていますので上下の内、下の蝶番を矯正していきます。ちょうど右の写真が矯正している作業写真ですが、歪んだ蝶番を矯正するにはこのような蝶番起こしという特殊な工具を用います。
こちらが作業完了後の写真です。ドアがちゃんと最後まで閉まっているのがわかります。建物自体の歪みもありましたので本来の建て付けまでは戻りませんでしたが、これでスムーズな扉の開け閉めが可能になりました。
玄関のドアはもちろん、室内ドアの建て付け修理を行っていますので、お困りでしたらお気軽にご相談下さい。
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