今回は東京都大田区大森本町でマンションの管理人室のシリンダー交換のご依頼を頂きました。いつもごひいきにして頂いている管理会社さまからのご注文です。
交換ヶ所はオートロック設備のついているマンションの管理人室。ですが今の管理人室の鍵だとマンションのエントランスは開きません。別々になっているようです。そして管理人室の鍵はいま1本しかないようで、もし鍵を紛失されてしまうと管理人室の出入りができなくなるおそれがあるのでいっそのことオートロック対応のシリンダーに鍵を交換して欲しいとのご依頼でした。ちなみに今の管理人室の鍵はこのようになっています。
扉の前がちょっと暗いので写真だと見にくいですがこのようなシリンダーがついています。ちなみにシリンダーとは鍵の中でもよく使われる形状の一種で比較的簡単に交換ができる構造になっています。扉の開け閉めにつかうノブとは分離しており修理や交換がしやすいのも特徴です。鍵交換の中のシリンダー交換という位置付けになります。
マンション共用部の錠前の種類
さて今回の錠前は扉を開けた側面に『MIWA MHLH』と刻印があります。そして扉正面シリンダーの下には非常開錠の文字。万が一緊急で開けなくてはいけない時、この部分を割ると鍵を開けることができる機能です。室内に貴重品は置けませんが、マンションの共用部の扉にたまに使われる種類の錠前です。
共用部のシリンダー交換作業
先日に下見にお伺いしてこのシリンダータイプで当マンションのオートロック対応商品をMIWAに発注してありますのであとはシリンダーを交換するだけとなります。今回は大体注文から3週間前後での納品でした。それでは交換していきます。
まずは扉を開け側面のステンレスプレートを外します。そうするとこのタイプはカンザシで固定するタイプですので見えているカンザシを抜くとシリンダーが外れます。そうしたら新しいシリンダーを逆の手順で取り付ければ作業完了。あっという間の作業です。商品の発注には3週間程度かかりますが、交換作業には5分程度です。これで管理人さまがお持ちの鍵でマンションのエントランスを含む共用部が全て開ける事ができるようになりました。
作業完了、まとめ
本来はこのようになっているのが本来の形なのですが、たまにこのようにちょっと不便なシステムになっているマンションがあります。もしこの記事を読んでいてお困りの方がいらっしゃったらお気軽にご相談下さい。現地調査まで無料にて対応致します。
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