今回は東京都大田区大森北でマンションのシリンダー交換作業です。管理会社さまからのご依頼で前回、不具合が起きていたシリンダーの交換作業になります。以前にマンションエントランスのシリンダーが動作不良を起こしカギが抜けにくくなっていたトラブルの対処をさせて頂いたのですが、応急処置と共に新しいシリンダーの手配までご依頼を頂いており、商品が入荷しましたので今回はシリンダーの交換作業となります。
前回の作業内容
マンションの共用シリンダー、特にエントランスシリンダーは入居者さま皆様が使われる部分ですので消耗するスピードも早くなります。シリンダー錠は消耗品ですので磨耗が進めば動作不良を起こします。特に鍵の動作不良の場合は中に入れない、外に出られないといったトラブルになってしまいますので早急な対処が求められます。今回の物件ではトラブルが起きた直後に応急処置をしてすぐに新しい商品の手配を致しましたので、約1ヶ月後に納品されすぐの交換作業です。
オートロックシリンダーの交換作業
今回交換するシリンダーはこちらの操作盤のシリンダーです。写真は以前のシリンダーを外した後なので丸く穴が開いている状態です。
こちらが外したシリンダーです。今回のシリンダーの型番はU9-KS112という商品になります。左の写真は古いシリンダー。シリンダーがオートロック設備と連動していますので配線がつながっています。こちらを新しいKS112に結線しなおします。エントランスシリンダーの交換の場合は電気的な知識が必要となりますので専門業者に依頼するのが1番です。
あとは操作盤に固定しなおし元に戻すだけです。これで新しいシリンダーへの交換作業が完了です。
共用部シリンダーの発注にあたって
今回はマンション全体にミワのオートロックシステムが組まれていましたのでミワのメーカーにシリンダーを注文しています。オートロックシステムが組まれている物件のシリンダーの製作は、そのシステムに使われているメーカーでしか対応できませんので注意が必要です。物件ごとのシステムデータをメーカーで管理していますのでシリンダーを交換しても住人さまは今までの鍵で問題なく使用できます。
エントランスシリンダーの不具合
早い所では築6~7年でこちらのエントランスシリンダーの不具合が出るケースもあります。これはいろいろな状況によって左右されますが、一度不具合が起きだすと放っておいてもよくなることはありません。状況は酷くなる一方ですので、大きなトラブルが起きる前の早めの対処をオススメ致します。ご不明点等ございましたらお気軽にご相談下さい。
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