今回は杉並区高円寺南でマンションのドアノブ交換をしてきました。ドアノブが破損してしまったと入居者さまからご連絡があったらしく、マンションの管理会社さまから修理のご依頼を頂きましたので、お伺いさせて頂きました。
ドアノブが壊れてしまったとのご連絡でしたが、ドアノブにもいろいろな種類があり、どの部分がどのように壊れたかによって修理・交換の内容も大きく変わってきます。正確な診断はやはり現地を確認してみないとわかりませんので、現地へ向かうとこのようになっていました。
ドアノブの名称、レバーハンドル・取っ手
この写真はマンションの玄関の取っ手を写したものですが、一般的には『レバーハンドル』という部分になります。ですが、お客さまの中にはこの種類を『ドアノブ』と呼ばれる方もいらっしゃいますし、『取っ手』と呼ぶ方もいらっしゃいます。名称、形状によって壊れやすいヶ所や対処方法が異なりますので、今回はこのレバーハンドルの修理作業を行います。
レバーハンドルの破損、損傷
この写真の通り、レバーの付け根部分にある丸い台座状の部分が外れています。正確には外れているのではなく、破損して一部が取れてしまっています。この状態ではレバーを掴むたびにガタついてしまい、非常に使いにくい状態です。その場で修理できればと思っていたのですが一部が割れていて、かつ欠損している部品もありますので、お客さまにお話をさせて頂いて新しいレバーハンドルを取り寄せることにしました。
新しいレバーの取り寄せ、交換
今回、お客さま宅に使われているレバーはゴール製のLXという錠前のZU23A R4Uという型番のレバーハンドルになります。一般的にレバーハンドルはあまり壊れない部品でもありますので、特注品になることが多くなります。今回もゴール社に注文した結果、1ヶ月ほどの納期がかかりました。新しいレバーが納品され、今度は交換工事になります。
こちらがレバー交換後のお写真です。元々のレバーと同じ種類、同じ色で交換していますので、外観は問題ありません。レバー上部のシリンダーという鍵穴部分は以前のものをそのまま使用しています。ですので鍵が変わるといったこともありません。
レバー破損の原因
今回のような破損はレバーハンドルのタイプですと、ときどき見かけることがあります。比較的丈夫な構造をしている箇所ではありますが、どうしてもドアの開け閉めの際には力が加わる部分ではありますので、経年劣化による破損が起きる場合はあります。基本、レバーハンドルはメーカーや型番によって使われている部材が違い、互換性があまりない部分ですので、破損等が起きた場合はその場での処置ができない場合があります。今回のようにメーカー手配の場合は日数がかかることが多いですので、もしこういった症状が見られる場合はお早目のご連絡をお願い致します。
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