今回は東京都板橋区高島平で補助錠の取り付け作業をしてきました。以前ご依頼頂いたお客さまから別物件での作業のご依頼です。以前、補助錠の取付けのご依頼を頂いたお客さまから携帯に直接お電話を頂き、お急ぎのご様子でしたので急遽現場に出張です。ご依頼内容は今の住まいを防犯的にしっかりされたいとのご要望です。
補助錠を取り付けるドアの確認作業
玄関扉への補助錠のお取り付けをご希望で今現在、鍵が1ヶ所しかないのでもう1ヶ所鍵を追加したいとのことです。まずは補助錠を取付ける扉を確認します。
全体は載せられませんが、扉は鉄製で中央部分にワイヤー入りのスリガラスが入っています。そしてそのガラスを囲うように框(かまち)が廻っている扉で、ビルの通用口によく使われるようなドアです。
こういった扉へ補助錠を取り付けるには扉の縦框部分に取り付けるしかありませんがガラスは見えている大きさよりも1cm程度大きい寸法になっており、そう考えますと縦框部分の取り付け可能な幅は意外とありません。ですので取付可能な補助錠も限られてきます。
細かく寸法を当たりギリギリお取り付け可能な補助錠を選定し、お客さまにご説明をし取付作業を開始です。今回はゴール社のV-MDU5という補助錠を取り付けていきます。まずは扉に30φほどの貫通穴を開け、錠を取り付けていきます。
補助錠の取付け作業
写真左は外からの外観です。見えているのはシリンダー部分だけです。そして真ん中、右の写真は内側からの図になります。補助錠ですので、この長方形の本体が錠の役割をしています。真ん中についている丸いツマミを回すと横から出ているカンヌキが左右へスライドし施開錠するしくみになります。
補助錠の機能
補助錠とは、元々ついている錠前(主錠)の補助的な意味合いで取り付ける為の錠前ですが構造は主錠とは異なります。錠本体が扉の内側についていて、かつ扉を挟み込むように取り付ける為
- 外から扉の隙間からの不正開錠を防ぐ
- 強引なこじ開けに対する圧倒的な強度
という特徴があり、防犯対策には最も効果的な対策になります。
ゴール製補助錠V-MDU5
そしてこのV-MDU5はシリンダーにディンプルキーを採用しているため鍵穴からピッキング等の不正開錠も防ぐことのできる非常に優秀な補助錠です。今回のお客さまには前回もこの補助錠をお取り付けさせて頂いており、大変気に入って頂いていたので今回もこの補助錠を選びました。ご入居者さまがご年配ということもあり、このディンプルキーはキーの抜き差しがスムーズですので使いやすいと思います。
窓サッシの防犯対策
補助錠以外にも窓サッシの防犯を気にされていたご様子でしたので、窓サッシ用の補助錠も2ヶ所ほど新規に取付させて頂きました。全ての作業が1時間ほどで完了し、新しいキーをお渡しして作業が完了です。
補助錠はいろいろな種類があり用途によっても様々な特徴がありますので、補助錠のお取り付けをご検討でしたらお客さまのご要望にあった補助錠をご提案させて頂きますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
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