今回は埼玉県さいたま市西区で金庫の鍵開け作業のご依頼を頂きました。金庫のカギを紛失されてしまい、かつダイヤルの暗証番号もわからなくなってしまったとのご依頼です。
昔に比べ金庫をお使いのお客さまを見かけることが少なくなりましたが、金庫のカギに関するトラブルのお電話はよく頂きます。お伺いさせて頂いたお客さまがお持ちの金庫の大半は20年以上前の型が多く、耐火金庫としての機能がすでに失われていることが多く見受けられます。
金庫の大事な役割
金庫は泥棒などの窃盗犯から大事なものを守るという役割がありますが、それと同等に重要な役割として火から大事なものを守るという大きな機能があります。万が一ご自宅が火事になってしまった場合、耐火金庫の中のものは燃えずに守ることができますが、20年を過ぎた金庫は耐火性能を失っており中身も燃えてしまう可能性があります。もし、金庫をお使いで今後も使い続けるご予定がありましたら20年程度で金庫の買い替えをお勧め致します。
それでは今回の作業をご紹介していきます。お伺いさせて頂くと、今回はこちらの金庫のようです。
キング CROWN製金庫
金庫の右上に『CROWN』とあります。金庫メーカーは今現在かなり数が減ってしまっていますが、このCROWNを製造しているキング工業は今でも金庫の製造販売を続けている大手メーカーです。
今回の金庫には、鍵穴とダイヤルがついています。カギを紛失されてしまい番号もわからない。とのお話だったのですが、お伺いしてみるとダイヤル番号が書いてある紙がみつかったとのお話でしたので今回は鍵開けだけの作業になります。
金庫でよくある鍵トラブル
鍵穴とダイヤルがついている金庫の場合、ダイヤルの数字を合わせた上でカギで開ける構造となっていますので多いトラブルとしては
- ダイヤルの番号はわかるがカギがない
- カギがあるがダイヤルの番号がわからない
- カギがない上、ダイヤルの番号もわからない
の3パターンに大きく分けられます。それぞれで作業も変わってきますので、作業料金も変わってきます。もちろん金庫の種類や大きさによっても鍵開け料金が変わってきますので詳しくはお問い合わせ下さい。
作業は鍵穴からのピッキングにて開錠完了です。今回は鍵穴側の作業でしたが、ダイヤルの番号不明であれば番号を解読致しますので金庫の鍵でお困りでしたらお気軽に当社までご相談下さい。
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