今回は東京都杉並区久我山で玄関の鍵修理をしてきました。以前から玄関の鍵の調子が悪かったようで、当社にお電話を頂きました。お電話でのお話だと、どうやら鍵は国内メーカーではなさそうです。
海外メーカーの鍵
今現在、日本国内で普及している鍵の中には外国製の鍵を使われているお宅も結構あります。輸入住宅などには国内メーカーの商品ですと外見がそぐわないことが多いので海外から取り寄せた鍵が取り付けてあることが多く見受けられます。
それ以外にも鍵というものは流行がありまして、過去には、アメリカ製の鍵が流行ったりヨーロッパ製の鍵が多く取り付けられたりしました。ですがそういった鍵の場合、流行が去った後に壊れてしまった鍵の修理が非常に困難な場合があります。当時は輸入代理店が沢山あってすぐに商品が注文できたのが今ではその代理店が無くなってしまい取り寄せることができなくなる場合などです。
ですがそういった場合でも多少費用はかかってしまいますが、別メーカーの商品にドアを加工して交換することも可能ですので海外メーカーの鍵トラブルでもお気軽にご相談下さい。
では今回のお客さま宅にお伺いしてみるとこのような鍵がついていました。
ツァイス・イコン(zeiss ikon)
こちらの鍵はツァイス・イコン社の商品になります。左が外からの外観で、右が室内側になります。このメーカーの鍵は一時期に多く取付けられた錠前で、ドイツ製の錠前になります。特徴としては、2段階でカンヌキが出るため鍵・内側のツマミが2回転まで施錠できます。あと、商品価格が他メーカーに比べて割高になります。シリンダーにはユーロプロファイルシリンダーが用いられていて、国内の錠前とは構造がかなり違っている鍵になります。
今回の不具合原因を分解して調査してみるとどうやらドアの中に埋め込まれている錠ケース本体が壊れてしまっています。この場合、錠ケース本体を新しいものへ交換する必要がありますが、ツァイスイコンの場合錠ケース本体とシリンダーに関しては今でも同じ商品へ交換することが可能です。
故障箇所の修理・交換作業
後日、商品を取り寄せた後、交換にお伺いさせて頂き早速作業を開始です。15分程度で作業は終わりこのようになりました。
このドア側面に見えるシルバー色の部分が錠ケース本体の側面になります。ツァイス・イコン製の鍵の不具合で多くお問い合わせ頂くのがこの錠ケースの故障になります。錠ケースは鍵の中でも心臓部になりますので新しく交換すればまだまだご使用戴くことが可能です。
ツァイスイコンの鍵でお困りの際には当社までお気軽にお問い合わせ下さい。
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