今回は東京都清瀬市中清戸で暗証番号錠の取り付け工事をしてきました。空き倉庫を契約された法人さまからのご依頼になります。
今現在はカギで開け閉めされているドアを、カギを用いずに施錠・開錠をされたいとのお話です。法人さまですので社員さまの入れ替えもあり防犯を考えてとのお話でした。
こういった場合、当社では暗証番号式の鍵をお勧めさせて頂いているのですが、暗証番号式の鍵を簡単にご説明していきます。
暗証番号式の鍵の分類・特徴
暗証番号で施開錠ができる商品は色々とありますが、大きく分けると
- アナログ式の電源を用いない暗証番号錠
- デジタル式の電源が必要な暗証番号錠 に分かれます。
それぞれに特徴がありますので、どのようにお使い頂くかによってお勧めする商品が変わってきますが主なそれぞれの特徴はこちらです。
アナログ式
良い点
- 電源を必要としないので比較的取り付け工事が簡単
- 電池等が必要ないので、電池切れや電池交換などの手間がない
- メカニカル構造なので壊れにくい
悪い点
- 番号変更の際に、本体を取り外す必要がある商品が多い
- よく押すボタンと押さないボタンで変色が見られることが多い
デジタル式
良い点
- 番号変更の手順が簡単な商品が多い
- デザインがスマートな商品が多い
- 暗証番号以外にも、カードや携帯電話をカギにできる商品がある
悪い点
- 電源(電池)が切れる度に電池を入れ替える必要がある
- メカニカル構造と比べると耐候性が劣る
といったようにそれぞれ一長一短な違いがありますので、取り付ける場所や使い方によってお選び頂く形となります。
今回はお客さまとお話させて頂いた結果、『アナログ式』の代表商品、キーレックスを取り付けていきます。今回、キーレックスを取り付けるドアはこのようなドアになります。
材質はアルミ製のドアで、倉庫や裏口などによく用いられる種類のドアです。この類のドアは一般的なドアより厚みが薄く、鍵の交換や取り付けが可能な商品は限られてきます。
このドアにキーレックスを取り付ける場合、今のドアノブをキーレックス製のドアノブへ付け替えていく方法が一番簡単ですので、キーレックスの中の22275XMSというドアノブタイプの商品へ交換していきます。まずは今のドアノブを外し、一ヶ所新たに穴を開けます。
キーレックス22275XMSへの交換作業
右の写真のちょっと離れた所に開いている穴が今回新たに開けた1cmの貫通穴になります。あとはこの穴を利用してキーレックスを取り付けていきます。
こちらが交換後の状態です。ドアノブの横に数字とアルファベットがふってあるボタンがついており、開錠時はこのボタンで正しい文字を打ち込めばドアを開けることができます。そして室内側はこのようになっています。
室内側は今までと同じようにドアノブの状態となり、鍵の開け閉めもツマミを縦・横に回すことによって操作が可能です。
キーレックスの主な特徴
今回、取り付けさせて頂いたキーレックスという商品は4桁から12桁まで好きな数字を暗証番号にすることができ、番号変更もお客さまで自由に変更することができます。耐候性にも優れており、室外でもお使い頂くことができます。非常に壊れにくい構造になっていますので、長くお使い頂ける当社でもお勧めの商品になります。
今回はドアの構造上、既存ドアノブから交換の要領で取り付けましたが、このキーレックスは様々な種類がありますのでドアに合った形状のキーレックスを取り付けることができます。
鍵の持ち歩きを減らしたい、防犯をしっかりされたいお客さまにお勧めさせて頂いている商品ですので、ご興味がおありでしたらお気軽にお問い合わせ下さい。
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