今回は東京都練馬区大泉町で某運送会社さまの出入口ドアに補助錠を取り付けてきました。現状の鍵が非常に使いにくいとお困りのご連絡を頂いてのお伺いです。
鍵は精密部品ですので日々使われることによって段々と消耗していきます。特にカギは差し込みを繰り返す商品ですので少しずつ削れて形が変わってきます。そしてある程度消耗が進むと鍵がかかりにくくなってしまったり、抜けにくくなる症状が起き始めます。
消耗が原因でこのような症状が起き始めた場合は放置していても良くなることは無く、逆に大きなトラブルを招くことがありますので早めの対策が必要になります。今回のお客さまの場合もかなり症状が進んでいる状態でしたので修理というよりかは新しい商品への交換が必要でした。
ですが、かなり型が古く同じ商品を探しても見つかりませんでしたのでお客さまとご相談し、今の鍵とは別に新しい鍵を取りつけさせて頂きました。
引き違いの戸への鍵取り付け
こちらが今回、新しく鍵を取り付ける扉になります。戸は横にスライドさせて開閉する引き違い戸という種類です。そして鍵は戸の端と壁の間で施錠する戸先錠という種類が取りつけられています。
今回はこの部分に新しい鍵(補助錠)を取り付けていきますが、使いやすい鍵をお客さまがご希望でしたので今回はウエスト社の補助錠・430を使用します。キーは防犯性能が高くリバーシブルで差し込むことが可能なディンプルキーです。
新しく補助錠を取り付けるにはドア側へ新たな貫通穴あけ作業が発生します。ですので取り付け作業には1時間ほどの時間がかかってきますが、取りつけ後にはこのような状態になりました。
左図が外から見た外観です。そして右の写真が内側から見た状態になりますが、この商品は内側から施錠する際には丸いダイヤル状のツマミを回転させることによって開け閉めすることができます。
今回の商品ウエスト430は『面付戸先補助錠』という種類で、特徴としては強引なこじ開け等に高い防犯性能を誇る商品になります。そしてキーにはディンプルキーが使われていますのでピッキングなどの不正解錠もできない構造となっています。
補助錠を取り付ける意味
補助錠とは今使われている鍵の性能の弱い部分を補う商品です。特に鍵が1ヶ所しかついていない場合、あらゆる不正解錠の手口全てからドアを守ることはできません。
そこに今回のような補助錠を取り付けることによって、ほぼ全ての不正解錠からドアを守ることができます。ですので防犯対策にとって非常に有効な手段の1つになります。
補助錠は様々な種類のドアへ対応できる色々な商品があります。補助錠の取り付けをご検討でしたらお気軽に当社までお問い合わせ下さい。
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