今回は東京都多摩市諏訪でマンションの鍵交換のご依頼を頂き、お伺いさせて頂きました。防犯性を気になされてのご依頼です。お電話でのお話で今の鍵よりしっかりした鍵に交換されたいとのお話でお伺いしました。
今使われている鍵によって交換できる鍵の種類が変わってきますので細かいお話は現地でご説明させて頂きました。今ついている錠前はこちらです。
ミワ 85RA
こちらの錠前はミワの85RAという名前の錠前になります。こちらは国内でも普及率が高い錠前で主に小~中規模マンションや比較的築浅の公団などによく用いられています。ですので鍵交換できる鍵の種類も豊富に出ています。シリンダーにはミワのU9がついていますがこちらも非常に一般的なキーになります。今回はこちらの鍵を、よりしっかりした防犯性の鍵にお取替えされたいとのお話でしたので当社ではディンプルキーを何種類かご紹介させて頂きました。その中から今回はミワ PRシリンダーに鍵交換させて頂きましたのでその作業をご紹介させて頂きます。
ミワのディンプルキーPRシリンダーへの鍵交換作業
まずは室内側のレバーを外し、四角い本体を固定しているネジを3本外すと本体全体が外れ抜けます。その状態が左の写真です。そうしますとシリンダーを固定している小さいネジが4本見えてきますのでそれを全て外せばシリンダーが外れます。その状態は右側の写真になるのですが、右の写真の左側にあるのが錠前本体。右上の筒状のものがシリンダー。その下にあるのがシリンダーの固定金具です。鍵交換の場合はこの筒状のシリンダーを新しいシリンダーに交換すれば鍵も変わることになります。ですので今回はシリンダー交換作業ということになります。
このシリンダ-を付け替え、固定した状態が左側の写真になります。そして元通り組み上げた後の状態が右の写真になります。ちょうどキーを差し込む部分だけが新しくなり、キーのタイプが変わっていますので鍵穴の形状も今までとは違っています。
ミワ PRの特徴とスペアキー作成の注意点
今回交換させて頂いたミワのPRは『J』というタイプで鍵穴の周りに蓄光樹脂がついています。ですので夜でもうっすら鍵穴の周りが明るくなるのでキーも差込やすくなっています。キーはリバーシブルタイプで、どちらからでも差し込めますのでお子様やお年寄りでも非常に使いやすいバリアフリー商品になります。そして今回鍵交換させて頂いたミワのPRという商品は、今現在メーカーの特許の関係上スペアキーをお作りすることができません。これはあくまで複製ができないということでメーカー純正キーであれば注文できます。ですので街中にある合鍵屋さんでも複製できませんので作られたい場合は当社などの鍵専門店からメーカーに発注する形となります。合鍵は作りにくいキーですので、不便な面もありますが防犯の意味では他のキーと比べて良いかもしれません。当社ではこのPRシリンダーは通常在庫商品ですので、防犯性をしっかりされたい場合などはお勧めの商品になります。
鍵交換をご検討でしたらお気軽に当社までお問い合わせ下さい。
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