目次
オートロックのキーシステムについて
こちらのページでは今現在普及が進んだオートロックのキーシステムについてご説明していきます。
オートロックのキーシステム、キープラン
オートロックのキーシステムとは指定のドアを閉めると対応した鍵もしくは暗証番号で無いと開けることができないようになっていて、限られた人間のみの出入りに制限しているため第3者の侵入防止に有効なシステムです。
オートロックが組まれている扉を開ける為には色々な開錠システムがありますが、このページではカギを用いる身近なタイプから順にご説明していきます。
この写真はマンションなどのエントランスに設置されているオートロックの操作盤です。キーとインターホンで扉を開けることができる一番身近なオートロック設備といえます。マンションなどの居住設備に使われているオートロックシステムには主に下記の『逆マスターシステム』が組まれています。
逆マスターシステム
一般集合住宅に用いられるオートロックは逆マスターシステムといいます。これは個別住居のカギでエントランスなどの共用出入り口を開けることのできることからそう呼びます。つまり、1本のカギで全ての扉を開けることのできるマスターシステムの逆のパターンということです。
こういった物件の場合、各個別住居のカギを『逆マスターする方』と呼び、共用部扉のシリンダー・錠前を『逆マスターされる方』と呼びます。ややこしくなってはいますが、こういった言い方で区別します。
オートロックマンションで個別住居の鍵交換の場合はこの『逆マスターする方』のシステム設計にあらかじめ余分が作ってありますので、メーカー手配でオートロック対応の鍵に交換をすることが可能です。
オートロック対応の鍵交換をご検討でしたらこちらも御覧下さい。
オートロックマンションの鍵交換、シリンダー別料金表
マルチマスターキーシステム
こちらは建物内に住居部分とテナント部分がある場合などに用いられるシステムです。基本分譲部分などにはマスターキーは用いませんが、テナント部分には管理上マスターキーシステムが必要な状況がありますので、1つの物件内でマスターキーシステムを使い分ける場合に組むシステムです。
マスターキーシステム
こちらは一般的なオフィスビルのマスターキーシステムです。用途階層ごとにマスターが組まれ、最上位のGMK(グランドマスターキー)で全てを開けることができるようになっています。
その他施設ごと(ホテルや学校、病院など)によって様々なマスターキーシステムが組まれています。
マスターキーシステムの構築に必要な条件
マスターを組むのは建築物の施工段階です。その際には
- 正式な工事名称
- 住居表示住所
- 施工会社名と連絡先、担当者名
- マスターキーシステムの計画書
が必要になります。主にはそれぞれの物件にあったマスターキーシステムを構築することになります。
オートロックのキーシステムが組まれている鍵を紛失してしまった場合
もし、オートロックに対応している鍵を紛失・盗難等に遭ってしまった場合はこちらをご確認下さい。